
こんにちは。下倉アコースティック 折元です。
毎年恒例でぼやきますが、まー寒いこと。ヒートテックさまさまです。玄関が万年OPENですので。
うまれて初めてインフルエンザにやられました。
楽器の乾燥には気を付けて、いろいろとケアはしているのですが、自分のケアは疎かでした。
しかし、ここまで雨が降らないとどうしようもないですね。
ちなみに、新たな湿度調整アイテムが発売になっております。

こちらですね。サウンドホールカバー一体型!本体はシリコンでできています。
これだけでもホコリの侵入を防ぎ、若干消音効果もあります。
ラッカーへの影響もないそうです。

内部には特殊素材のシリカクリン。においのもとになるアンモニアを大幅に除去。
これ自体を濡らしておけば、湿度50%になるまで湿気を放出します。
乾燥によっておこるヒールの縮みにを防ぎ、ネック落ちを防止してくれます。
夏場は逆に、ボディー内部の不要な湿気を吸い取るので(50%近辺まで)楽器の膨張を防ぎ、
安定した状態を保ちます。
下倉アコースティックでも、形状が合う楽器にはほとんどに装備いています。秋口から乾燥期間は何となく
ギターの音もポテンシャル以上に良く聞こえたり
するものですが、梅雨時期や夏場のじめッとした時は何となくギターが鳴らなくなったような印象を受けます。
人工的にコントロールして、常にギターをべストの状態に近づけることが出来ると話題です。
店頭でも実感しています。
わずか¥3000程度で一石三鳥。
今まで発売されていたアイテムに比べ、目に見えて効果を実感できるのではないでしょうか。
(楽器により個体差があり、感想には個人差があります。)
冒頭で貼ったメイプルギターのバナー、お伝えしたいのは実はこちらです。
2017年の冬から開始した、下倉アコースティックオリジナルのアコギブランドですが、入荷後異常なペースで
お買い上げいただき、スタッフも考えていなかった品切れ期間が続いておりましたが、今回新たな仕様変更を
加えて、再々度入荷する事になりました。

この、ボディーボトムのエルボーコンターが印象的なアコギですね。
店頭では多くのお客様に、「どこのギターですか?」と質問されました。ヘッドからネック、ボディー淵にマホガニーでバインディングを施しています。
価格からすると考えられないコスパです。貝の装飾などはなく、シンプルなデザインですが、全体的にウッディです。
前回まではサイドバックにローズウッドを使っていましたが、ワシントン条約の問題が発生して数年、面倒なので他の材料を探していたところ、
ヤイリギターの高級モデルに使用されることもある、ボコーテ材の合板を発見。

塗装をしていない状態の画像なので、薄く見えますが、ウレタンでつや有塗装されるとキレイに木目が浮き上がります。
画像ではバックのセンターに白太と呼ばれる木材の中心部や皮目を混ぜて切り取る、サップ材が使用されています。見るからに高級感が増しました。
実は今回、マホガニーサイドバックでも注文しています。

しつこいようですが、
塗装をしていない状態の画像なので、薄く見えますが、ウレタンでつや有塗装されるとキレイに木目が浮き上がります。
これが中々高級感のあるマホガニーレッドで仕上がり、スタッフの中でも両者の好みがわかれております。
前回までの仕様で最も特筆すべきポイントは、既にお伝えしたボディー下部のエルボーコンターですが、今回からは裏板にもひと工夫くわえてあります。

分かりづらい。
真ん中にあるギターのバックの縁にもコンターがあります。エレキギターでも特にストラトキャスターにみられる加工ですが、
アコギに搭載されるのは極めてまれで、しかもこの価格帯のギターでは、他には無いといっても過言ではないでしょう。
極め付けが、ヘッド先端からネックの裏にかけて、硬質な素材を埋め込むことで、ネックの強度を増すことにしました。

ネック反り対策も文句なし。

こんな感じのギグバッグが付属します。
こちらのアコギ、入荷は2019年3月中旬。すでに店頭では予約を受け付けており、お待ち頂いているお客様もございます。
入荷時にはTwitterでお知らせする予定です。
Maple Guitars
OM-3 販売予定価格 ¥48,000税別
top: Solid Spruce
sides & back: Bocote
neck: Sapele
scale: 650mm
nut width: 43mm
OM-3M 販売予定価格 ¥45,000税別
sides & back: Bocote
neck: Sapele
scale: 650mm
nut width: 43mm
OM-3M 販売予定価格 ¥45,000税別
top: Solid Spruce
sides & back: Mahogany
neck: Sapele
scale: 650mm
nut width: 43mm
sides & back: Mahogany
neck: Sapele
scale: 650mm
nut width: 43mm
OM-3CE 販売予定価格 ¥59,800税別
top: Solid Spruce
sides & back: Bocote
neck: Sapele
scale: 650mm
nut width: 43mm
PU: Fishman presys-brend
sides & back: Bocote
neck: Sapele
scale: 650mm
nut width: 43mm
PU: Fishman presys-brend