2016年11月6日日曜日

ローズウッド

 楽器フェアがあったようですね。 どおりでお茶の水が閑散としているわけです。

本来ならば日曜日はめちゃ混みなんですが。

本日ヤイリギターのカスタムショップで1本ものを製作している、道前さんが来店されました。

楽器フェアのついでに顔を見せて頂いたようです。

彼は職人として楽器製作はもちろん、海外に材料の買い付けに行くこともある逸材です。

そんな彼から聞いた話ですが、今年からローズウッド全般がワシントン条約の第二項に入るそうで

ハカランダのような制限はないようですが、輸出入がかなり厳しく取り扱われることになりそうです。

ホンジュラスローズ、マダガスカル、インディアン、ボリビアンなどなど。

希少な資源なので、当然といえばそうなのですが、長い歴史のあるアコースティックギターを扱う

我々からすると打撃になりそうな話です。

道前さんの製作されるギターはどこをとってもすばらしく、材料の選定もヒ光るものが有りますが、

今後はより一層、木材にランク分けが出て、同じ種類の材でもグレードによって価格差が出るので

ないでしょうか。


折元

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